使っていない土地を所有しているものの「初期費用が高そう」「大きな投資は不安」と感じている方も多いのではないでしょうか。土地活用にはさまざまな方法があり、なかには比較的少ない費用で始められるものも存在します。とくにトランクルーム経営は、狭い土地でも活用しやすく、管理負担を抑えながら運営できる点が魅力です。
本記事では、お金のかからない土地活用方法をくわしく解説します。
お金のかからない土地活用7選
土地活用というとアパート・マンション経営を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。これらは高い収益性が見込める一方で、初期費用が多くかかる点がデメリットとして挙げられます。ここでは、比較的初期費用を抑えながら始められる土地活用方法を7つ紹介します
資材置き場・貸地
資材置き場や貸地は、土地を整備するだけで始められる土地活用方法です。建物を建設する必要がないため、比較的初期費用を抑えられる点が特徴です。建設業者の資材置き場や車両置き場として利用されるケースが多く、広い土地を活用したい場合にも向いています。また、契約内容によっては短期間でも貸し出しやすく、柔軟に運用しやすい点も魅力です。
さらに、設備投資や維持管理の負担が比較的少ないため、土地活用初心者でも始めやすい方法といえるでしょう。住宅を建設しないため、将来的に別用途へ転用しやすい点もメリットです。
自動販売機の設置
自動販売機の設置は、空きスペースを有効活用できます。飲料メーカーへ依頼することで、設置や商品補充、メンテナンスまで対応してもらえるケースも多く、管理負担を抑えられます。人通りの多い場所や住宅街、オフィス街などでは安定した売上が期待できるでしょう。狭小地でも導入しやすいため、小規模な土地活用にも向いています。
また、24時間稼働できるため、少ないスペースでも継続的な収益化を目指せます。災害対応型やキャッシュレス対応型など、近年は高機能な自動販売機も増えています。
定期借地権による貸地事業
定期借地権を活用した貸地事業は、土地を一定期間貸し出して収益化する方法です。借主が建物を建設するため、土地所有者側は大規模な初期投資を行う必要がありません。また、契約期間終了後には土地が返還されるため、将来的に別の用途で活用しやすい点もメリットです。長期的に安定収益を得たい方に適した活用方法といえるでしょう。商業施設や事業用地として活用される場合には、高い収益性が期待できることもあります。
駐車場経営(コインパーキング・月極)
駐車場経営は、土地活用のなかでも比較的人気の高い方法です。アスファルト舗装や精算機設置のみで始められるため、アパート経営などと比べて初期費用を抑えられます。駅周辺や住宅街では需要も高く、安定収益を期待しやすいでしょう。また、建物を建てないため、将来的に別用途へ転用しやすい点も魅力です。
とくに都市部では駐車場不足が課題となっている地域も多く、立地条件によっては高い稼働率を期待できます。短期間で始められるため、土地の活用方法を検討している段階でも導入しやすいでしょう。
トランクルーム経営
トランクルーム経営は、コンテナなどを設置して収納スペースとして貸し出す土地活用方法です。比較的少ない初期費用で始めやすく、近年注目を集めています。狭小地や変形地でも運営しやすく、住宅地でも需要が見込める点が特徴です。また、アパート経営と比べて建物管理の負担が少ないため、初心者でも始めやすい土地活用といえるでしょう。
さらに、近年では在宅勤務の普及や収納不足を背景に、個人・法人問わずトランクルーム需要が高まっています。長期間利用する契約者も多く、比較的安定した収益を期待できる点も魅力です。
キャンプ場経営
自然環境を活かせる土地では、キャンプ場経営も選択肢のひとつです。大規模な建物を建設する必要がなく、比較的低コストで始めやすい点が魅力です。近年はアウトドア人気が高まっており、ソロキャンプやグランピング需要も増加しています。地域の特性を活かした運営を行うことで、観光需要も取り込めます。
コテージやロッジを建築する場合は、その分費用がかかりますが、オートキャンプ場や野営キャンプの体験施設として貸し出す場合には最低限の設備のみで始められます。
貸し農園
貸し農園は、土地を区画ごとに分けて利用者へ貸し出す活用方法です。初期費用を抑えながら始めることができ、遊休地対策としても活用されています。家庭菜園ブームの影響もあり、都市部を中心に一定の需要があります。農地の管理と作物の栽培のみ所有者が行い、利用者に入場料や収穫物の料金を支払ってもらう方法や農業経験者に対して農地を貸し出すことで地代収入を得るなど、さまざまな活用法があります。所有者が作物を育てる場合には、定期的に畑の管理をする手間がかかる点には注意が必要です。
トランクルーム経営が注目されている理由
初期費用を抑えて始められる土地活用としてさまざまな選択肢がありますが、とくに近年はトランクルーム経営が注目されています。ここでは、トランクルーム経営が人気の理由を紹介します。初期費用を抑えられる
トランクルーム経営は、アパートやマンション経営と比べて初期費用を抑えられる点が大きな特徴です。コンテナを設置するだけで始められるケースも多く、大規模な建築工事が必要ありません。そのため、土地活用を始めたいものの、多額の投資に不安を感じている方でも比較的挑戦しやすい活用方法といえるでしょう。
遊休地を有効活用できる
使っていない土地をそのまま放置すると、固定資産税などの維持費だけが発生してしまいます。トランクルーム経営であれば、遊休地を有効活用しながら収益化を目指せます。また、短期間で始められるため、将来的な土地利用が決まっていない場合でも導入しやすいでしょう。
狭小地や変形地でも運営しやすい
トランクルーム経営は、限られたスペースでも始められる活用方法です。狭小地や変形地でもコンテナ配置を工夫することで安定した収益が見込めます。ほかの土地活用が難しい場所でも導入しやすいでしょう。とくに都市部では収納ニーズが高く、狭い土地でも一定の需要が期待できます。
管理費があまりかからない
アパート経営と比べると、トランクルーム経営は設備管理や清掃負担が比較的少ない点がメリットです。利用者同士のトラブルも発生しにくく、管理会社に運営を委託することで、さらに負担を軽減できます。そのため、副業として土地活用を検討している方にもおすすめです。
安定した収益が見込める
トランクルームは、季節用品や趣味のグッズ、法人の在庫保管など、幅広い用途で利用されています。一度契約すると長期間利用するケースも多く、比較的安定した収益が見込まれます。近年では住宅の収納不足を背景に需要が高まっており、今後も注目される土地活用のひとつといえるでしょう。また、景気変動の影響を比較的受けづらい点もメリットのひとつです。個人利用だけでなく法人利用の需要も高いため、立地条件によっては長期的に安定した運営を期待できます。
まとめ
土地活用にはさまざまな方法がありますが、それぞれ特徴やメリットが異なります。初めて土地活用を検討しているのであれば、低コストで運営しやすい方法がおすすめです。なかでも、トランクルーム経営は狭小地や変形地でも活用しやすく、比較的少ない資金で始められる点が魅力です。ただし、立地条件や周辺環境によって収益性は大きく異なります。あらかじめ市場調査を行ったうえで、慎重に判断することが大切です。必要に応じて、専門的な知識を持つ企業にアドバイスを受けるのも効果的です。
土地の条件や目的に合った活用方法を選ぶことで、満足度の高い土地活用につながることでしょう。本記事が参考になれば幸いです。
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引用元:https://www.inaba-box.jp/landuse/